■3月 概況
当クリニックのスタッフは誰一人熱発や体調不良を起こしておりません。これは旧型コロナによる細胞性免疫をスタッフが獲得しているためと思われます。
院長を筆頭として毎年小児のウィルス風邪の飛沫をたっぷり浴びて毎度毎度生ワクチンを受けているためだと思っています。これに加えて全員ワクチンを受けており(3回目終了しています)感染防御対策も徹底していますので、結果として冬の風邪には強い耐性が出来上がっているものと信じています。
全国的にオミクロンの過剰評価により不本意な萎縮状態が続いているのが嘆かわしい状況です。
昨年、一昨年と同じく今のところインフルエンザの流行の気配がありません。すべての感染症は低調です。これはマスク手洗い、三密回避行動などの衛生防衛行動の徹底が効果を出している結果と考えます。
しかしながら寒くなれば確実に風邪ひきは増えます。外来も冬型の病気が増えてきました。副鼻腔炎、子供の中耳炎にはご注意ください。
膿性の鼻汁がでてきたら黄色信号です。コロナストレスからか耳鳴、耳鳴り、難聴が例年より多い傾向です。
熱発、継続する咳、咽頭痛など耳鼻咽喉科疾患の症状の患者さんは診察すること原則としておりますが、事前の電話連絡をお願いいたします。新型コロナウィルス感染の可能性がある場合は抗原検査を実施の上診察いたします。
院内には今シーズンから強力な加湿器を採用し、空気清浄機、オゾン殺菌装置、CO2測定装置などによるウィルス対策を実施しておりますが、やはり換気が一番重要です。それに伴いやむをえず待合室の温度が低下します。恐れ入りますが防寒対策の上でのご来院をお願いいたします。
待ち時間問題の改善と待合室の密を避けるために順番待ちシステムが間もなく稼働予定です。