■10月の概況
<ご案内>
4月より当クリニックの診療時間を改定いたしました。開院以来30年弱変わらぬ診療時間でしたが、おおむね一時間早く始まり一時間早く終了になります。
詳細は下記に添付いたします。ご理解のほどお願い申し上げます。
現在新型コロナの患者さんは現在夏風邪として多数発生しています。過去3年の中で最大です。ただし、これまで4種類の旧型コロナウィルスによる感染が散発していましたが、これと同等と考えます。当クリニックでは新型コロナも普通の風邪として対応しております。武漢型コロナの時の嗅覚障害はかなり重症で改善しない場合が多かったのですが、オミクロン株になってからの嗅覚障害は、発生頻度は高いもののほとんどが2,3週間で回復しています。
インフルエンザの同時流行が報じられていますが、最近減少傾向です。
乳幼児のウィルス感染症はさすがに減少に転じていますが、それに続く細菌感染により乳幼児の中耳炎、副鼻腔炎は依然として多めです。
しかしながらそろそろ峠を越えてきた印象です。相変わらずめまい、耳鳴りも多く、外来の混雑が続いております。
お待たせする時間が長くなり大変恐縮しておりますが、診察状況のお知らせが下記リンクから閲覧できますのでご利用ください。
「新型コロナ」と言われた今回のコロナウィルスも今ではすっかり姿を変えて従来冬に流行していたコロナウィルスと同等でインフルエンザ以下の病気に落ち着いてきています。「新型コロナ」騒動は2022年前半に変異したオミクロンの出現で終わったと考えております。
かくのごとくおとなしくなったウィルスに対して甚大なるリスクをかけて更なるワクチン接種をする理由は見当たらなくなりました。今回のmRNAワクチンによってもたらされる免疫はスパイクタンパクを産生させる液性免疫が主で、本来コロナウィルスには十分な効果が得られないことは初期のころから判明していました。少なくとも重症化がほとんど起きない乳幼児、子供に関しては不要と考えます。直接mRNA遺伝子を摂取する今回の遺伝子ワクチンに関しては、妊娠可能な女性に関しても避けるべきであると考えております。いわんや6か月からの乳幼児に対するmRNAワクチン接種は狂気の沙汰と考えます。小児科学科は魂を売ってしまったのでしょうか?
新型コロナワクチンに関する「日本有志医師の会」からの2023年9月23日付の提言を以下に掲載いたします。院長はこの会に参加しており、今回の提言に対して全面的に賛同しております。
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自分を守るため、そして大切な家族を守るために、XBB 対応型ワクチン秋接種はやめましょう。2023年 9 月20日から新型コロナワクチン秋接種が始まります。
生後6カ月からの全年代に対してオミクロン XBB.1.5 対応1価ワクチン接種が開始されます。
1億2千万人の日本に暮らす人々の約8割が 2 回接種を終えた新型コロナワクチンですが、昨年の春以降、世界では追加接種は進まず、日本だけが4回目、5回目、6回目と追加接種が行われてきました。そして今回、7回目の追加接種が始まります。
最新の新型コロナウイルスの感染状況について、変異株である EG.5 系統=通称“エリス”がおよそ4割にのぼるという報告があがっています。コロナ感染症の主流が変異体「EG.5」に置き換わろうとしている現在、流行が終わりつつあるXBB.1.5対応1価ワクチンは有効な中和抗体を誘導しません。
「中和抗体の上昇により重症化予防効果が期待できる」と厚生労働省の資料にありますが、これはマウスを用いた非臨床試験のみで得られた治験結果です。
しかも XBB 型対応ワクチンの採用を決めた6月16日開催の第47回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会に提出された資料では、抗体が上がっているように見せる印象操作を施したグラフを提示していました。
抗原原罪によって XBB 系統よりも起源株(武漢株)の中和抗体が桁違いに多く誘導され、武漢株に対する免疫が変異株に対する免疫誘導を阻害することが、ワクチン分科会資料からも明らかになっているのです。以上から、XBB.1.5対応1価ワクチンのメリットは皆無と言っても過言ではありません。
一方でこれまでに世界中から提出されてきた研究データから以下の様なリスク、デメリットが予想されます。
・mRNAワクチンは、打てば打つほどIgG4という長期化型の免疫抗体が多く誘導されるようになる。このIgG4は全ての免疫細胞に対して抑制的に働くため、免疫不全状態に陥る可能性が高まる。
・XBB株のスパイクタンパクは、以前の変異株よりもACE2への結合力が高く、また組織毒性が高い。XBB 株のスパイクタンパクを身体の不特定の細胞に作らせるmRNAワクチンの接種は「毒」を体内の至る所で作る事に他ならない。
・mRNAを包む脂質ナノ粒子(LNP)に免疫賦活作用(アジュバント活性)があり、体内で強い炎症を誘導し細胞破壊を引き起こす。
・mRNAによってスパイクタンパクを発現した細胞は自己の免疫から攻撃(抗体依存性自己攻撃:ADCC)を受け、様々な自己免疫疾患や細胞障害、臓器障害を引き起こす。つまり今回の XBB.1.5 対応1価ワクチンはベネフィットが皆無でデメリットのみだという事です。
以上の事から、mRNAワクチンとされる核酸医薬は従来のワクチンと比べて接種のリスクは100倍以上あるのではないかとさえ考えられます。XBB 対応型ワクチンの接種によるベネフィットよりもリスクの方が上回っていることは明らかであり、ましてや生後6カ月の乳幼児への接種など、これまでの医学の常識と倫理に反する行為であると強く確信しています。
ぜひ日本に暮らす多くの方々に、自らを守るため、そして大切な家族を守るために、XBB型対応ワクチン秋接種を思いとどまられますよう強く訴えます。
2023年9月19日
全国有志医師の会
■10月 医師担当表
2310診療担当医表
※ダイバーの方は、根本院長の診療日にご来院ください。